8月15日 礼拝

8月15日 礼拝説教
伊藤大輔牧師

マタイによる福音書 8章1−4節

イエス様の前に現れた重い皮膚病のもの。
山上の説教の直後の出来事。
山上の説教の終わりは「この言葉を行え」。
言葉を行ったもの。
それが重い皮膚病のもの。
山上の説教。
心を乗っ取られるな。
心を自由に。
心の貧しい人々は幸いである。
「貧しい」の反対語は「豊か」。
私たちは「豊かさ」を求める。
富、人、力、
多く集めれば集めるほど豊かになると信じている。
それは心が乗っ取られている。
富、人、力にばかり心が向いている。
心が固まって、離れない。
乗っ取られている。
貧しい。
支えがない。
守りがない。
その状態を大事にしろ。
その状態は何にも心が奪われていない。
自由。
自由な心が自らの「塩」「光」を知ることができる。
心を乗っ取られるな。
心を自由に。
重い皮膚病のもの。
「御心でしたら、私を清くすることができます」
イエス様に告げる。
重い皮膚病。
一生治らないもの。
病に怒ってもおかしくない。
絶望をすることもあり得る。
怒り、絶望。
心が病に乗っ取られている。
「御心でしたら」
治りたいとは思う。
だが、治らなければならないとは思わない。
「完治」に心奪われてはいない。
乗っ取られていない。
自由。
この者の心は神様のなさることを楽しみにしている。
御心のままに。
イエス様は「よろしい」と言う。
そして日常生活に帰るようにする。
日常。
なんの変化もない。
退屈。
喜びを求めたい。
それが幸せへの道と思っている。
もっと「何か」が欲しい。
心が乗っ取られている。
心の貧しいものは幸い。
日常の生活。
何にも支配されない生活。
そこが自由な生活。
その生活の中で私たちは自らの「塩」「光」を見つけることができる。
感染症はほとんど医療崩壊になってきている。
大雨の被害も予測ができない。
暗い未来と私たちは直面をする。
その闇の中で「光」を放つ。
「味」を醸し出す。
自由な心が私にしかできない神様からの使命を見出すことができる。
御心を楽しむ自由な心。
「御心のままになりますように」
その祈りの心は
「私の務めを果た果たせますように」
を祈る心。
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