12月26日 主日礼拝
26日(日) 降誕節第一主日礼拝
礼拝説教
伊藤大輔牧師
ヨハネによる福音書1章1ー４節
言・ロゴスが始まった。
ヨハネが記すクリスマスの物語。
言・ロゴス
ギリシャの世界では独特の響きを持つもの。
原因を持っていない。
第一原因。
私たちは原因を持っている。
過去、これまで、原因。
原因を頼りに自分を、他者を、世界を判断する。
原因、過去に縛られ、支配され「私」「あなた」「世界」存在を把握する。
言葉・ロゴスが始まった。
原因に縛られて世界を見ては本当のものが見えなくなる。
世界とは何か。
存在とは何か。
私とは何か。
ロゴスである。
原因を持っていない。
生まれている。
日々生まれている。
刻々と生まれ続けている。
新しい。
時と共に古くなる新しさではない。
常に新しい。
世界は私が知っている世界ではない。
隣人は私が知っている隣人ではない。
私は私が知っている私ではない。
新しい。
知らないものと常に向き合っている。
言の内に命があった。
命は人を照す光であった。
ロゴスが始まった。
それが人の光になる。
ロゴス
どこまでも続く新しさ。
永遠へと私たちを導いている。
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