5月30日 主日礼拝 三位一体主日

伊藤大輔牧師

マタイによる福音書 6章7−15節

「心構え」という視点で山上の説教を読んできている。


イエス様の言葉は

「心を乗っ取られるな」


「人」「富」「力」

心は簡単に支配される。

大通りで祈るな。

「人」に、「評判」に支配された祈り。

それは本当の祈りになっていない。


隠れたことろ

奥まったところで祈れ

心の奥底

人が入り込んでいない私だけの所

そこで祈れ。

そこが真の祈りとなる。


乗っ取られていない心で祈る。

神と出会う。

祈りは私の願いを神に報告する行為ではない。


神が全てを知っている。

私以上に私にふさわしいものを知り、

それが全て準備されているのを知る。

祈りで知る。


その祈りとはどのように行えばいいのか。

それが主の祈り。


天で行われていることがこの地でも行われますように。


全ての必要を知っている神がそれをそのまま実行してください。


ところが

神様の思いが、この地上では行われていない。

どうしてか。

私が妨げているから。

私の心が乗っ取られたままだから。


乗っ取られた心とはどのような心か。

赦せないものを持っている心。

赦されたいと思っている心。


怒り、不安を抱えている心。


心が拘束されている。

乗っ取られた心になっている。


赦す。

主の祈りでは「赦し」が求められる。


赦せないものがある。

赦されたいものがある。


赦しが実現できない時の心。


怒っている。

不安になっている。

心がそこから離れない。


どうすれば心が自由になるのか。

どうすれば赦せるのか。


愛する。


愛するは心を縛りつけない。

愛は、恐れ、不安を入り込ませない。

愛は心を自由にする。


赦せないものを愛する。

赦されたいと思っているものを愛する。


しのごの言わずに愛する。


赦しが生まれてくる。

乗っ取られない心。

自由な心。

愛を行う心。


その心が神の御心を妨げないものになる。

神の御心にかなったものになる。


主の祈りは私たちに心の整え方を示す祈り。


主の祈りを真剣に祈る。


心構えができてくる。



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