1月9日 主日礼拝

1月9日 主日礼拝
礼拝説教
伊藤大輔牧師

マタイによる福音書10章16ー25節

人はなぜ不条理に遭うのか。
弟子たちは主イエスによって派遣される。
それは狼の中に羊を送り込むようなもの。
迫害、試練に遭う。
なぜ、そのような目に遭わなければならないのか。
試練の中での心構えを主イエスは語る。
蛇のように賢く、鳩のように素直になれ。
「蛇」と「鳩」
「賢く」と「素直」
相容れないもの。
両立しないもの。
その両方を持てと主は語る。
また一つの町で迫害されれば、別の町に逃げろとも言う。
どのような心が求められているのか。
動く心
ひとつに止まらない心が求められている。
動かない心。
止まった心とはどういうものか。
この世の様子を兄弟が兄弟を殺すと指摘する。
カインとアベルの事件。
どこにでもある私たちの心。
兄弟が兄弟を殺す。
弟が認められたことを我慢ができない。
神を、弟を許せない。
心が硬くなる。
この道しかないと思い込む。
不条理にあったとき、人の心に起こること。
心が硬くなり、動かなくなる。
動く心
柔らかい心
主イエスはそれを勧める。
だがそれは不条理の中での方法。
なぜ、不条理を味合わなければならないのか分からない。
カイン、アダムとエバも同じ。
世界の始まり
根本で人は心を止めてしまった。
そこが終わりだと思った。
なぜ、不条理を体験しなければならないのか。
乗り越えられるから。
その先に行けるから。
乗り越えて初めて味わえるものがあるから。
私は地の塩、世の光、
それがどれほどのものか不条理の先に進まなければ出会えない。
私はどれほどの力が与えられているのか。
狼の群れの中を進まなければ分からない。
弟子は師のようになれば十分である。
弟子とは私たちであろう。
師とは主イエス、神の子。
さらにヨハネ福音書では「神」となる。
私たちは「神」に近づける。
何の不足があるのか。
不条理の中での柔らかい心。
止まらない。
永遠。
私たちに備わっているもの。
そこへと主イエスはいざなっている。
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