6月26日 主日礼拝
6月26日（日）主日礼拝
礼拝説教
伊藤大輔牧師
マタイによる福音書 13章53ー58節
主イエスを受け入れられない。
神の御心を受け入れられない。
受け入れない者たちは主イエスについての情報を持っている。
大工の子、マリアの子、兄弟も姉妹も全部知っている。
そんな者が神の子のはずがない。
情報がバイアスになり、目の前のものが見えなくなる。
地の塩、世の光
私の賜物。
私の本質。
それも、富、人からの評価、家族のバイアスによって分からなくなる。
余計なものが私に貼りつく。
見えなくなる。
自分が見えない。
自分の外、世界も見えない。
どちらも同じ原因。
自分が何かを握りしめているから。
冨、情報、自分を守るために私が握りしめているもの。
私が信じ、頼りにしているもの。
それが私の目を曇らせている。
どうすれば良いのか。
ありのまま、そこにあるものを受け入れる。
アダムとエバはエデンの園での生活をそのまま受け入れられない。
自分の得た情報で、自分の未来を切り開こうとした。
このままではダメだとした。
カインも神からの評価をそのまま受け入れることを拒んだ。
拒み、怒り、弟を殺す。
人はそのままを受け入れられない。
不条理。
私の予定、計画と違うもの。
ありのまま、そこにあるものに我慢ができない。
なぜ我慢ができないのか。
理由は同じ。
私が何かに執着をしているから。
神の御心以外のことは起こらない。
そこにあるものしか起こらない。
それをそのまま受け入れる。
「予定を持っているもの」にはそれは諦めと感じてしまう。
予定を手放す。
執着を捨てる。
そこには信仰が必要。
私の予定よりもっと大きなものがある。
私の期待を遥かに超える何かがある。
もっと大きな、何か。
それを期待する。
信じる。
情報から想定される世界に止まるのか。
私の想定を超えた神の御心に従うのか。
信仰がいつでもその分岐点で問われている。
本多記念教会
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