8月7日 主日礼拝(オンライン)

8月7日 主日礼拝
礼拝説教
伊藤大輔牧師

マタイによる福音書 15章10ー20節

主イエスの心構え。
世界観はどのようなものだったのか。
ファリサイ派の人々と主イエスは衝突する。
世界観の違い。
手を洗う。
ファリサイ派はこれを大事だと考える。
汚れ、悪、忌み嫌われるもの。
それらは私の外にある。
だから、洗えば落ちると考える。
これに対して主イエスは人を汚すものは人の内側、心から出る、と言う。
悪はどこにあるのか。
外にあると考えるファリサイ派。
悪だけではない。
十戒。
神の言葉も私の外にある。
それが守れないと苦しんでいるものに対し、
その律法に手を加える。
「父に渡すものを『神への供物』だと言えば、父を敬わなくてもいい」
外の世界をなんとかしよう。
外で世界を調整しようと考える。
外に、外だけに心がある。
自分の持っているものだけで五千人に挑めと主イエスは弟子たちに勧める。
嵐に襲われている湖で水の上を歩いて来いと主イエスは言う。
自分の力では現実に立ち向かえない。
現実は強大で自分は無力。
自分の持っているものだけで五千人を満足させた。
嵐に湖で船から出て歩くことができた。
現実は大きい。
私は小さい。
それは私の心が外に奪われているから。
心を自分に留める。
私は出来る。
争い、戦争。
心が外に奪われる。
あの者が悪い。
あの国が悪い。
心が外にあれば、外をなんとかしようとする。
外を調整する。
ファリサイ派の律法解釈も、人の戦争を引き起こす動機も同じ。
心が外にある。
主イエスの心構え。
世界観。
全ては自分の内にある。
私には全てが備えられている。
何も欠けていない。
調整するは外ではない。
私の心は私にあるか。
平和を求める心。
心を奪われていないか。
私にあるか。
心の場所が平和を決める。
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