1月5日 主日礼拝
1月5日
主日礼拝
礼拝説教
伊藤大輔牧師
仕事はじめ
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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マタイによる福音書 2章1〜12節
私たちは何を見ているのか。
星に導かれて旅をしてきた占星術の学者たち。
イエスの誕生を知り、うろたえたヘロデ王。
占星術の学者はイエスに会える。
ヘロデはイエスの居場所が分からず、ベツレヘムの子どもたちの命を奪う。
彼らは何を見ていたのか。
占星術の学者
空を見ていた。
星を見ていた。
ヘロデ
自分を見ていた。
自分の地位を見ていた。
空、星
占星術の学者たち
遠くを見ていた。
自分、地位
ヘロデ
近くを見ていた。
物語は語る。
遠くを見ろ。
私たちはどうして遠くが見えないのか。
近くばかりを見てしまうのか。
世界が怖いから。
何かにしがみついていないといけないと思っている。
自分の身近なもの。
すぐに手に入る便利なもの。
点数、富、権力、武力
近くのものにしがみつく。
近くばかりが世界だと思い込む。
遠くを見て、イエスに出会う。
遠くを見て、出会いたいものと出会える。
遠くを見て、本当の世界が分かる。
遠く
それは夢、幻ではない。
私が行くところ。
私が行くべきところ。
もっと遠くへ私は行ける。
本当の私になる。
天が、星が、神が
その場所を示している。
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