1月12日 主日礼拝

1月12日

主日礼拝

礼拝説教

伊藤大輔牧師

使徒言行録 9章32~35節

中風を患っているものとペテロは出会う。

中風のもの、8年間、床にいる。

8年、時間

床、場所、空間

時間と場所

そこに中風のものは縛り付けられていた。

この物語は私たちの物語。

人は誰もが「時間」と「場所」に縛り付けらている。

支配されている。

世界とは「時間」「空間」で出来ている。

世界にいるとは「時間」「空間」の座標軸の中にいるということ。

この中風の者に向かってペテロは言う。

「イエス・キリストが癒してくださる」

イエス・キリスト

どこにいるのか。

ペテロの目の前で天に上がっていった方。

見えない方。

ペテロはそのイエスがあたかもそこにいるかのようにして、働く「癒す」と語る。

イエス・キリスト

聖書は永遠のものと語る。

永遠とは何か。

不老不死は永遠ではない。

永遠とは「時間」「空間」に依存しない、支配されない、時空を超えたもの。

中風の者、アイネア。

8年という時間、

床という場所。

時空の中にいた。

人は本当に時空の中でしか存在できないのか。

時空に支配された者なのか。

ペテロは「違う」と言う。

支配をされ、自分では何もできない者が人ではないと言う。

「起きなさい。自分で床を整えなさい」

支配されていない。

自由にできる。

自分でできる。

それがあなただ、やってみろ。

アイネアはすぐに起き上がった。

人は

私は時空に支配された存在なのか。

時空の中でしか生きられないのか。

時空の先に私は行ける。

時空の先から私は来た。

神に造られた者。

神の作品。

神の像。

時空の先に私の命はある。


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