2月2日 主日礼拝

2月2日

主日礼拝

礼拝説教

伊藤大輔牧師

使徒言行録 10章9~33節

ペテロは奇妙な夢を見る。

その夢が教会の未来を決定する。

汚れた動物

清くない動物。

食べたことがないもの。

夢の中で神は「それらを食べろ」と言う。

ペテロは即答する。

「それはできない。

今まで、清くないものは食べたことはない」。

神は語りかける。

「神が清めたものを清くないなどと言ってはならない」。

清くないもの。

外国人の象徴。

ユダヤ人は外国人と関わることに消極的だった。

神に愛されているのは自分たちだけ。

神のことが分かるのは自分たちだけ。

彼らには分からない。

彼らは愛されていない。

「私たち」

この言葉が生まれた時、

「彼ら」「あの人たち」が誕生する。

「私たち」と「彼ら」

境界線が生まれる。

アダムとエバが食べた「善悪の知識の木」の実。

「善悪」「知識」

分けること。

境界線を引いて整理をすること。

世界を怖がり、神を信じられず

「区別」「境界線」

「私たち」「彼ら」の識別をして安寧をはかろうとする。

区別をすること。

神が願ったことではない。

境界線を引くこと。

清い、清くないを分けること。

神がしていることではない。

境界線を引いたもの。

それは人だ。

あなたの敵を愛しなさい。

敵。

境界線の向こう側にいるもの。

境界線。

人が引いたもの。

敵。

私が作り出したもの。

本当は境界線はない。

ならば敵もいない。

神が造った世界。

神が良しとした世界。

良い世界。

神は民族に帰属すると思っていたユダヤ・キリスト教。

民族、境界線で作られた集合。

境界線はない。

「ここ」と「あそこ」はない。

真の世界と出会った時

教会は世界へと広がっていく。



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