5月25日 主日礼拝

5月25日 主日礼拝

礼拝説教

伊藤大輔牧師


使徒言行録13章1〜12節

パウロたちの伝道旅行が始まる。

キプロス島で出会った魔術師バルイエス。

この者が懇意にしていた地方総督がパウロたちに興味を待ち始めると、慌てだす。

なんとか自分の方へと振り返るように画策をする。

それがパウロの知るところとなり、激しく叱責される。

信仰とは何か。

パウロとバルイエス、何が違うのか。

バルイエスが注目しているもの、気にかけているもの。

人の動き。

人がどう動くか、私との距離はどうなっているのか。

人の動き、

動くものに気をとられている。

パウロは何を見ているのか。

「正義」「主の道」

変わらないもの。

動かないものをパウロは見ている。

動かないものとは何か。

神。

その神とは何か。

おそらく創世記の1章に神は語られている。

世界を造り、その造った世界を「良し」とする。

世界は良い。

それが神が造ったもの。

神の世界へのかかわり方。

神の性質。

「良い」

それが変わらないもの。

バルイエス

世界は変わる。

良くも悪くもなる。

悪くならないように、世界は怖いところだから、なんとか自分の力で切り抜けなければ。

それゆえ地方総督の心が動いているのが気になる。

その心をなんとか自分の方に引き寄せなければ大変なことになる。

世界を「良い」とは思っていない。

パウロがバルイエスを叱った際、この者の目が見えなくなる。

ダマスコに向かう時にパウロが経験したこと。

それがここでも起こっている。

何度でも起こる。

誰にでも起こる。

バルイエス、パウロと同じ。

世界は良い。

この世界のあるものはすべて良い。

ならば、このバルイエスもまた良いもの。

パウロと同じことが誰にでも起こる。

世界が良いと信じられること

誰にでも起こる。

信仰とは何か。

「良い」を信じる。

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