6月1日 主日礼拝

6月1日 主日礼拝

礼拝説教

伊藤大輔牧師


使徒言行録13章44~52節

約束

約束を交わした者同士が覚えているから成り立つもの。

神も私たちと約束をしている。

ただ、私たちはそれを覚えていない。

記憶の中にあるのではない。

心の奥底に

体の芯に埋め込まれているもの。

神が私たちになした約束。

約束

変わらないもの。

初めからあるもの。

時の初め。

世界の初め。

初めからあるもの。

神が造ったもの。

この世界のすべて。

宇宙のすべて。

太陽、月、星々、地球。

鉱物、生物、私たち。

神が造ったすべてのもの。

神はそれを「良い」と言った。

良いで世界はできている。

神の約束。

人はそれを忘れる。

自分は良くない。

自分は不十分。

善悪の知識の木の実。

それを食べると「良い」になる。

もともと良いのに、自分は良くないと思い込む。

善悪の知識の実

時代と共に形を変える。

子どもたちに現れる善悪の知識の木の実。

点数、偏差値。

大人たちに現れる善悪の知識の木の実。

経済力、地位、名誉、権力。

国家に現れる善悪の知識の木の実。

兵器、同盟、資源、国土。

約束はずっとある。

何も変わっていない。

イエス・キリスト。

これに続く使徒たち。

約束を思い出せと説いた。

自分のすがっているもの。

自分の一部だと思っている自分以外のもの。

それは全部、不要なものだと説いた。

あってもなくても良い。

楽に付き合うものだと説いた。

分かってもらえない。

信じてもらえない。

約束がある。

それを探さない。

約束はある。

変わらずある。

心の奥底。

自分の奥底。

そこにすべてに満たされている約束の「私」がある。

日本基督教団本多記念教会オフィシャルサイト

渋谷区代官山の地に半世紀。本多記念教会は、青山学院大学初代日本人院長『本多庸一』を記念して、1953年に代官山にて創立された教会です。私たちは初めてのあなたを歓迎致します。

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