6月29日 主日礼拝

6月29日 主日礼拝

礼拝説教

伊藤大輔牧師


使徒言行録 14章21~28節

幸せとは何か。

聖書は幸せについて語っている。

パウロは「偶像」と戦った。

「偶像」偽物。

ただ偶像を拝んでいるものにとってはそれは本物の神様。

偶像はなぜ生まれるのか。

エデンの園ですべてを持っていた人間。

神に良しとされた人間。

蛇に囁かれる。

「お前には足りないものがある」

「お前はダメだ」と。

その結果、自分の不足を補おうと「善悪の知識の木の実」にしがみつく。

善悪の知識の木の実。偶像になる。

偶像。形を変えて現れる。

点数、他人の評価、富、武器、規則、前例・・・・

偶像。人が作り出したもの。

本当の神。

握りしめろとは言っていない。

大丈夫だから、何も持つな、何も貼り付けるなと言っている。

偶像。

これを作る人の心にあるもの。

不足、自己否定、怯え。

パウロは教会の者を励ます。

「多くの苦しみを経る」と。

苦しみとは何か。

怯えていないから苦しみを味わう。

怯えていればすぐに何かにしがみつく。

自分を預け、自分を失う。

その者に苦しみなど経験できるはずがない。

苦しみ。

怯えていないもの。

偽物でない、本当の自分を生きるものだけが経験すること。

苦しみを経たものはどうなるのか。

パウロが語っている。

私たちの言葉が異邦人に通用したと。

怯えていないものの言葉。

本当の自分を生きている者の言葉。

超えていく。

どこまでも進んでいく。

遠くまで行ける。

幸せとは何か。

怯えないで生きる。

依存、支配の中に身をゆだねない。

自由。

幸せとは何か。

遠くまで行ける。

どこまでも行ける。

自由。

聖書は幸せについて語っている。

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