7月6日 主日礼拝
7月6日 主日礼拝
礼拝説教
伊藤大輔牧師
使徒言行録 15章1~21節
規則は必要なのか。
初代の教会で議論になる。
信仰を持った異邦人。
この者たちに律法を守らせるべきか、否か。
パウロは反対する。
これからは規則の時代ではない、と。
規則を大事だとするユダヤ人たち。
彼らの思いは何か。
規則が組織を立ち上げる。
秩序、世界を構築するものだと思っている。
ペテロは言った。
誰も守れないではないか。
自分たちが守れないものを何故、人に押し付けるのか。
パウロ、ペテロと規則を重んじる人々と何が違うのか。
パウロ、ペテロも元々は規則を重んじる者たち。
その彼らが何故、規則を必要ないと言い出したのか。
パウロ、ペテロ、彼らは経験した。
異邦人伝道を経験した。
規則を持っていない人々にも福音が伝わった。
秩序を重んじ、正義を行い、平和を愛する。
異邦人にもそれができる。
規則ではない。
規則を重んじる人々。
その理由はどこにあるのか。
神様を大切にしたい。
神様に喜んでもらいたいと願っている。
そのために生活を整える言葉、自分を振り返る言葉が必要だと。
規則を作り、その規則を守れないものが現れると、その者たちのために規則を作り、またそれでも守れない者が出てくれば、規則を増やしていく。
規則が膨大になり、規則で縛られる現実が起こっていた。
何故、規則を作っていったのか。
神様を守るため。
それがいつしか規則を作る自分が世界を守る者と思い始めた。
自分たちが頑張る。
私が頑張る。
私が世界を作る。
パウロ達は経験した。
規則がなくても人はちゃんとしている。
この世界は誰が造っているのか。
規則ではない。
人ではない。
私ではない。
この世界は誰が造るのか。
神が造っている。
異邦人伝道でパウロ達が見つけたもの。
当たり前のことを見つけた。
神がこの世界を造っている。
規則を作る。
規則を守る。
大切なこと。
大切に思うが故、忘れてしまっていくものがある。
神を忘れていく。
自分、人ばかりしか見えなくなる。
信じる。
任せる。
委ねる。
そこから始まらないと世界は形になっていかない。
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