5月3日

ローマの信徒への手紙3章22−23節 

 

9時礼拝  


今日からパウロについてお話します。

 教会の始まりの時に活躍していたパウロ。 

教会で大きなお仕事をしますが、パウロは始め、イエス様が大嫌いでした。

 イエス様を大切にしている教会のことも大嫌いでした。 

教会なんか、なくなればいい。なくしてしもうと思っていました。


 パウロは神様が大好きです。 

神様に褒めていただこうと、神様の言いつけを一生懸命に守っていました。

 ところが、教会の人々は、パウロが大事に守っている決まりを、全然、守ろうとしません。 

大切な神様のことを「お父ちゃん」と呼んだりします。 

神様をバカにしている。

大事な神様をバカにされて、自分までもバカにされているように感じていました。

 パウロは教会をなくしてしまおうと考えていました。  


教会をなくすためにパウロは教会のこと、イエス様のことを調べます。 

勉強もしました。 

するとあることに気がつき始めました。 

自分は神様が大好きだ。

大好きだから、神様に褒めてもらうために、良いことをなんでもしてきた。 

でも、それは、自分が良いことをしないと、神様が「私を嫌いになっちゃう」と思うから。 

嫌われないように、嫌われないように、頑張ってきた。

 それはいつでも神様を怖がっていること。 


あの、イエスをはじめ、教会の者たちはどうだ。 

良い加減な連中だと思っていたが、あの者たちは神様を怖がっていない。 

何も怖がっていない。

 神様は私たちを怖がらせるような方ではない。 

私たちを大好きで、守ってくださる方。 

その神様への姿勢は「怖い」で良いのか。

違うだろう。 


 大好き 


「怖い気持ち」などいらない。 

 大好き 

その思いを神様は待っている。  


パウロだけのことではありません。 

私たちにも「怖い」の気持ちがあります。

ウィルス、病気、怖いです。 

でも、「怖い」が人の一番大切な気持ちではありません。 

「大好き」 

一番大切な気持ちです。 

その気持ちがあれば「怖い」を乗り越えていくことができます。 

「大好き」の気持ちを大切にして、今週も歩み始めていきましょう。


 

10時・主日礼拝 


 使徒パウロ。

教会の礎を築いた者。

この者の特徴は何か。 


パウロは世界観を提示した。 

その世界観は主イエスに由来するもの。

主イエスと出会う前のパウロの世界観。 

原因と結果の世界観。 

私たち共通の世界観。 

すべての者は原因と結果で成り立っている。 

手にれたい「結果」があるのなら、それに相応しい「原因」を手に入れる。 

パウロは神に褒められたいと思っていた。 

その「結果」を得るために「原因」を蓄積する。

律法 ユダヤ教の根本にあるもの。 

これをきちんと守ることが出来れば、神に認めていただける。 

原因と結果。 


パウロの前に現れた、イエス・キリスト。 

「この道の者」と呼ばれ、後に教会になるイエスの弟子を中心とした集団。 

この者たちは律法を守らない。

安息日に仕事をし、罪人と食事をする。

貴い神を「お父ちゃん」と呼ぶ。 

そのような「原因」をはびこらせれば社会が乱れるという「結果」しか生み出さない。 

パウロはなんとかして、この「原因」を処理しようと必死になる。  


社会を蝕む集団を駆逐しよと教会の情報を収集する。 

イエスの情報も集める。 

ある時、パウロは目がくらむ経験をする。 

イエス・キリストが現れる。 

自分の信じていた世界が真っ暗な闇となった。 


原因と結果 この世界観の根底に潜んでいるものは何か。 

求めている「結果」を得るために、相応しい「原因」を取集する。 

「結果」が欲しければ欲しいだけ、「原因」の価値は上がっていく。 

そしていつしか「その原因」しか自分の望みを叶えてくれるものはないと思い込む。 

「その原因」なくしては自分の未来は、自分は成り立たないと。 

「原因」にすがっている。

依存している。 

依存は「支配」の裏返し。  

原因と結果の世界観の根底にあるもの。 

「支配」

 人は原因と結果の世界観を持つことは「支配」を受け入れていること。 

「支配」の中で生きることが、人の一生だと諦める。

 これが世界なのか。 

自分はこんな世界で一生を過ごすのか。 


パウロは出会った。 

イエスや、教会が行ってきた無秩序と思える言動。 

彼らは原因を集めていない。 

原因を収集しなくても前に進めると思っている。

 彼らにあって、自分にないもの。 


 信じる。  


原因、結果、 筋の通った論理の世界。 

だが原因がなくても先に進める。 

どんな体験をしようが どんな者であろうが 必ず前に進める。 

論理の世界の言葉ではない。 

 信じる 

 

人が誰しもが持っている「力」 それを取り戻す。 

それを使う。 

原因と結果の世界 それは人の作った小さな世界だと思えてくる。 

ヴァーチャルリアリティ 

人工的現実。 

原因と結果 

 リアルはその外にある。 

リアルはヴァーチャルを超えてはるかに大きく広い。


 パウロが提示し、教会の歴史の根幹となった世界観

 世界に必要なのは「原因」の構築ではない。

 信じる。 

原因がいくら崩れても、ふさわしくない原因ばかりでも 必ず先へ行ける。 

信じる力が世界を造っていく。 

信仰のみ 

パウロの提示した世界観  


感染症、経済危機 この「原因」が集まれば世界は大変な「結果」になると私たちは恐れている。 


信じる。

 この現実を越えて更に広がる世界がある。

 それを見極める。  

本当はこれから何が起こるのか。

 計算、予測ではない。 

信じる 

その「力」を有したものが、この先へ進む。   

日本基督教団本多記念教会オフィシャルサイト

渋谷区代官山の地に半世紀。本多記念教会は、青山学院大学初代日本人院長『本多庸一』を記念して、1953年に代官山にて創立された教会です。私たちは初めてのあなたを歓迎致します。

0コメント

  • 1000 / 1000